一日在宅。酒の量は難しい。私の頭はだいぶ鈍いみたいであるので。
昨日買ふ。
角川書店編『今はじめる人のための俳句歳時記』角川文庫13181、角川学芸出版、2003.12。2007.12。歳時記がひとつ手許にあるとよいかなと思つたので。
昨日読む。
高木維「ひらがな史の研究: 「る」の字形にみえる印刷・手書きの対照」『北海道大学大学院文学研究科研究論集』6 (2006): 223-38
なぜ書體といふ觀點を落とすのかとくに説明がないが、私には不要ともおもはれない。特に「書寫資料」については書體の整合をとつてゐないので論がみだれてしまつたともいへまいか?
シーリー, クリス「三組の仮名イ・ヰ、エ・ヱ、ヲ・オに対する契沖の観念について」『語文』36 (1979): 1-9
契沖の歴史的假名遣説で取つた博論の一部翻譯らしい(宮地裕「編集後記」『語文』36 (1979)。Seeley, Christopher. “The Waji Shōran-shō of Keichū and Its Position in Historical Kana Usage Studies.” Diss. U of London, 1975.)。あるいは公刊されてゐるのだらうか? 契沖においては假名=音と考へてゐたためにヤ行イ段、ヤ行エ段、ワ行ウ段の假名の不在と、ワ行イ・エ・オ段の假名の存在とを整合的に示し得なかつたが、それは活用などによつて示された五十音圖の哲理を覆すものではなかつた、といふはなしだらうか。
20:57
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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