精興社の森啓『青梅市文化財総合調査報告活版印刷技術調査報告書』青梅市教育委員会青梅市郷土資料室、2002。改訂版、2004。を眺めつつ、精興社の明朝のベントン原字の写真のところに、「書体の権利は、(株)精興社に帰属する」(133) とあつて、ここでいふ書體の權利とはなんぞやとおもつたけふこのごろ。君塚は秀英舍に改刻權をもらつたわけぢやあるまいに、とも。まあ、そんなこといつてると書體保護に惡影響なだけだし、ただ單にほかの印刷所でつかはれない權利といふだけで、たとへば著作物のやうに私家版ディジタル・フォントを作るのを止めさせる權利はないだらう。
23:55
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
DiaryMaker1.02b
Script written by れん©
Mail me for annul@karpan.net
annulをkzhrに@の後ろにmail.をつけてください。
著作權で保護されてゐる著作物は著作權者の許可なく、私的な範圍を超えた複製をしてはなりません。
Copyright some right reserved.
この日記のKzhrの作品については、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(by-sa 日本)
の下でライセンスされています。