昨日述べし「南蠻資料の發見」は、受け取りてみればただのOPACへの誤入力にしてその実は松田毅一が『南蛮史料の発見』(中央公論社〈中公新書〉、1964.9、1971.11(7版))なりし。しかれども著者の名も登録されぬとは不審なり。鄭炫赫「キリシタン文献の平仮名の用字法――国字本『どちりなきりしたん』を中心に――」(『早稲田大学大学院文学研究科紀要』第44輯第3分冊、早稲田大学大学院文学研究科、1999.2)を見たり。いろいろとをもしろきことども書かるるも統計値の用ゐかたに不審ありとおぼゆ。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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