北海道でアイヌ人と公稱してゐるひとは2萬人を超すらしい。授業で、どれくらゐだとおもふ、と聞くので、公稱だからなあ、とおもつて1000-5000などと答へたが、意外にも。膽振と日高はやはり多い。「蝦夷」の時代に現在のアイヌにつながるひとびとがどのやうな状況にあつたのか判然としないから、彼らを「アイヌだ」といふことは一定の留保を伴ふのはしかるべきだらう。だが、「後世、かれらはほぼぜんぶ、アイヌと呼ばれる民族になつたであらう」といふのであればためらふこともなかるまい。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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