ああ神さま! 私の母が申しました、一体これは何の話なのでしょう!――
そりゃモー根っから他愛もない、おとうし話(落し話)というわけさ、ヨリックが言いました――そういう類の中ではまあこれでも、もうしぶんのない話のほうなのさ。
うしが三回。
23:40
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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