狩野さんの日記(半年振り! しかしnewest.htmlがnewestではないです)でM+ Outline FontのIPAゴシックと組合せたフォントのスクリーンショットが出てゐる[1]。それを見て思ふこといろいろ。
たぶん今出てゐるスクリーンショットはM+ 1のはうではないかと推測するのだが、やはりM+ 1は好きになれないと感じる。たとへば、なんでリュウミンのオールド假名はあんなに撥ねてるのか、とか、Efont Serifはアームなどが太いのだらう、とか。狩野さんの日記に出てゐるのだと「か」の「口」變形部の長さ(わかりにくいな)、「ん」の形、など。
上のはほんたうに好みの問題なのだが、それ以外のを書くと、たとへば歐文の大きさが目に入る。ディセンダーの高さが和文の假想ボディーを超えて高いやうにさへ見えるのは、低解像度のためだらうか。超えてゐないとしても大變大きい設計である。
最近M+ Outline FontのMLが活溌なので、なにか御手傳ひをしようではないかと添付ファイルなどを開いてみたが、よくよく思ひめぐらせば、Cygwin環境構築に失敗してFontforgeが遣へないのだつた。(いや、構築しなほせばいいのだらうが)野次馬は默ることにする。
初雪降れり。
17:36
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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