『萬葉集釋注』(原文篇、伊藤博、集英社、2000)。略してゐた部分も略さずにやつてみよう!
一、原文の字体に関しては、なるべく底本の文字に近いものをあらわすように努めたけれども、活字化にあたって、次のような整理を行なった。
- 新旧の字体の別がある文字のうち、底本に旧字体で書かれている文字は旧字体に、新字体に近い字体で書かれている文字は新字体に統一した。ただし、活字の上で新旧の差がさほど激しくない場合には新字体によった。このうち、旧字体で統一した文字は次の通り。
- 圍 醫 壹 榮 驛 圓 應 櫻 假 價 畫 會 覺 樂 關 歡 觀 龜 氣 舊 擧 輕 莖 經 螢 鷄 藝 縣 險 獻 廣 國 碎 濟 雜 絲 齒 兒 濕 實 寫 釋 壽 澁 處 稱 條 疊 觸 盡 圖 數 聲 齊 竊 攝 淺 錢 踐 搜 雙 續 對 帶 臺 撰 澤 蟲 晝 鑄 廳 鐵 點 轉 傳 燈 當 獨 讀 貳 拜 賣 發 濱 拂 佛 邊 變 藥 豫 譽 龍 瀧 兩 勵 戀 勞 灣 など
- 再現しても意味の認められない異体字や、底本独自の筆癖による文字などは、適宜通行の字体に改めた。ただし、全体の様相を勘案し、底本の異体字をそのまま採用したものもある。
- 【底本の字体を改めた例】
- 高←髙〔引用者註ハシゴ高、以下龜甲括弧は引用者註〕 京←亰 競←竸〔京←亰の關係に準ず〕 奈←柰〔大が木〕 友←〓〔友の右肩に點〕 耆←𦒿〔日が目〕 召←𠮦〔刀が点2個〕 紐←紉〔丑が刃〕 娉←〓〔由の部分が簡略〕 歟←欤〔與が与〕 皺←〓〔芻がヨ二つ〕 纒←〓〔墨が黒〕 逕←〓〔巠が至〕 桑←桒〔又三つが十三つ〕 棗←〓〔来の上部を二回繰返し〕 庭←𨓍〔手を眞垂で覆ひ之繞を履かす〕 匝←迊〔帀に之繞を履かす〕 兼←𠔥〔一番下が列火〕 淑←〓〔㳤の中央部が夕〕 譬←〓〔辟の口の部分が言〕 虎←乕 廟←庿〔苗を眞垂で覆ふ〕 壺←〓〔士が右〕 熱←〓〔[(生丸)/火]〕 熟←𤏅〔但し列火ではなく火〕 燕←鷰〔列火が鳥〕 卯←〓〔左が歹〕 怨←㤪〔ただしヒ〕 幸←〓〔[土/羊]〕 梓←〓〔[木(なべぶた/羊)]〕 埼←〓〔[土(なべぶた/羊)]〕 年←羊 能←〓〔偏が角〕 射←𡬫〔身が舟〕 船←舩・舡〔其々[八/口]が公・工〕 など
- 【定本の異体字を採用した例】
- 尓 𠮧 并 伇 〓〔[人弖]〕 以下略
淚涙淚がunihanだと全部畫數が同じで出るのですね。
ところでHermann Zapfつて博士なんですね。なんの?(LinoLetter 12/05, Linotype, 2005による)
21:01
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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