どうせ自民黨が政權を維持するのには疑ひがないのだし、それならどう變はるかと云つてゐるかを見ないのは、後々困りもするだらうといふことで、見る氣になつたのである。
ウェブサイトの構成は最低と云つてよろしいが、當方何かを期待して見に來てをるわけではないのでかまはない。『郵政解散――皆さんの疑問に答えます!』の、十の疑問。小さな政府は是で、大きな政府は駄目、ですか。その割には地方分權が……(略)。千葉二區で「大船橋市」構想を訴へる無所屬がをりましたが、それで政令指定都市にして、分權を進めるさうです。んな阿呆な。話題がそれました、官主導をやめるためには……官を一旦チャラにしたらよござんせう。小さな政府で解決する問題ではありませんね。ところで、彼は郵政を民營化して、「誰」の經營にゆだねたいのか、寡聞にして知りません。誰か教へてくださいな。
サラリーマン増税、政府税調に自民黨が反對、つて、變な構圖だこと。
民營化、といふのは、呼稱として聊かの咀嚼不良とも思へなくもないのだが、通稱どほりに用ゐると、それをした後に、地方の郵便局が減るかといふと、顧客が地方を理由に配達が遲延するのを認めるなら減るだらうな、と思ふのであつた。
21:51
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
DiaryMaker1.02b
Script written by れん©
Mail me for annul@karpan.net
annulをkzhrに@の後ろにmail.をつけてください。
著作權で保護されてゐる著作物は著作權者の許可なく、私的な範圍を超えた複製をしてはなりません。
Copyright some right reserved.
この日記のKzhrの作品については、
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(by-sa 日本)
の下でライセンスされています。