前掲二階の本屋さんは二階の古本屋の誤りであつた松戸彷徨二日目(違)。午後の燦々と照る中を長袖で歩く……腕は燒けなくても顏が燒けることを發見しました(違)。聖徳大學があるくらゐなのだから、古書肆があつてもよからうとヨーカドーの裏を上る階段を態々あがつてみたが、結局伊勢丹のところの歩道橋を渡つたところに見つけただけ(ブックオフ以外の書肆を見ておもふのは、岩波の古いのが決まつてスペースを區切つて竝べられてゐるといふことだ)で、更なる收穫はなくて、ブックオフでほぼ日の『いいまつがい』は買つたのだが、大學が有る街と云つてもこんなものなのだと思ふ。尤も櫻上水にも古書肆を見出せないほどの私なのではあるが。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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