Diary/ + PCC + — HIMAJIN NI AI WO. Love Idle

2005年7月2日(土)

イタイつてなんだ

彼ら(無性)は見てゐてイタイ、と聞く。肉體的な痛みではなく。しかし、このイタイといふのは、なんなのだらう。何となく意味するところを理解できないでもない。寒々しいと言ひ換へれば、なほ含意が傳はつてこよう。

イタイの使はれる風景。
1. 行爲者はその行爲について、至つて非常識でかつ至つて生眞面目である
2. それを見てゐるひと(=常識人。その行爲者や、行爲への關與の度合はあまり深からぬやうだ)から見て、行爲者の考へや、その行爲は諸事情で噴飯物である
3. なので、(指差して)イターと云ふ

莫迦ぢやないか、と云つてゐることについて、イタイを使ふひとびとは一致してゐるやうであるけれど、「云々なのでその行爲或は行爲者はをかしい」ではなく、なぜ、イタイなのかと思ひめぐらせば、「あまり關はりあひたくはないのだけれど、でも、仲間内には報せて、一緒に莫迦にし合ひたい」などといふ「不健康」な考へが混ぢつてはゐやしまいか? 少なくとも、積極的にその行爲者にその「變な」理由を教へやうとする積りはないといつてよからう。

やり切れない、としか云ひ樣がない。

22:16

a(半角)と入れてください。
 
最近の日記
過去ログへの誘ひ:
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2015