なんだかいろいろ話題になつてゐるやうです。ここで、私が思ふこと。
どこかで、ウェブ向きの小説と言ふのがまだまだ出てないと言ふのを見た記憶があります。そのときはタイトルだけ見てその後見てないんですが、今思ふに、リンク・アンフリーなサイトを自称するサイトは、そのサイトだけで完結した存在になりたいんぢやないか、だから、家に自分のサイトを例へたりするんぢやないか。(さういふ世界からすれば私のするやうな散逸なウェブサイト管理なんて信じられないのだらうか。)しかし、ウェブと言ふのはそういう概念のものに適さないわけで、さういふのを指して、ウェブ向きでないと称したのではないだらうか。だから、どこから読み始めてもいいやうなもの、それが、誰かが言ひたかつたことなのではないか。
まあ、小説なんだから、途中から読んでわからなくてもそれはそれで仕方がない、もしかしたら、小説ではなくて文章であつたかもとか今更。
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——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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