久々に外出し、圖書館のなかを右往左往して『日本印刷技術史』の前囘註を拔かしてコピーしてゐたのでコピーを足し、「新発見のキリシタン版」の原論文をコピーし、ビブリアが全卷そろつてゐるのを眺め、國語學でどのやうにキリシタン版を扱つてゐるのかといふのの概論を借り(福島邦道『キリシタン資料と国語研究』笠間書院《笠間叢書》、1973.12)、文學については時間がなくて確かめえず、サークルの部屋で電子ピアノを彈いて歸つた。
例によつてブックオフで買つたもの:
昭和文学会編『大學文藝讀本』笠間書院、1994.3。大衆だとおもつてゐた。森鴎外『興津……』が大衆か、をもしろいなあと思つて買つたのに。
ボッカチオ『デカメロン物語』野上素一譯編、社會思想社《現代教養文庫》、1969.7。
23:55
——貪欲と嫌惡と迷妄とを捨て、結び目を破り、命を失ふのを恐れることなく、犀の角のやうにただ獨り歩め
(中村元譯『ブッダの言葉 スッタニパータ』74詩、岩波書店、1984)
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